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次世代型電動車椅子 WHILL

こんにちは! 本日は弊社も設計の一部に携わりました「次世代型電動車椅子 WHILL Model C」が納品されましたのでご紹介します。

「Model C」と言いましたが厳密に言えば納品されたのは「Model CR」と言う「研究開発モデル」になっております。通常の「Model C」に外部機器を接続できるユニットがあり、それを通して本体の制御などができる研究向けのプラットフォームタイプとなっております。

whill車輪、アーム
 

「100m先のコンビニに行くのをあきらめる」

 
こちらの車椅子は、一人の車椅子ユーザーの不満から開発が始まりました。物理的にも心理的にもユーザーは「100m先のコンビニに行くのをあきらめる」現状がありました。それを解決しようとWHILLはデザインとテクノロジーを駆使し、「Model A」→「Model C」と開発しました。WHILLが作る車椅子は、車椅子を必要としないユーザーでさえ乗ってみたい!と思わせるモビリティです。

whill試乗
 

簡単に「Model C」の特徴を3つだけ!

 

①シンプルでデザインがGOOD

洗練されたエクステリアもクールですが、細部のパーツも気が使われおり、「触れたい」「乗りたい」と直感で思ってしまうプロダクトです。また操作パネルや各調整機構が誰でも理解できるシンプルなものになっています。「Model A」→「Model C」のアップデートは如何に無駄なものを削ぎ落とすかが課題だったんではないでしょうか。

②分解して車のトランクに乗せることができる!

以前の「Model A」だと車に乗せるのが大変だったんですが、「Model C」は簡単に本体を3つのパーツに分けることができます。総重量が52kgですが3つに分ければば軽く運ぶことができます。 「旅行先に持っていきたい」というのもWHILLを楽しむためのニーズですね。

③スマホから操作できる!

Bluetoothで接続すれば専用アプリで簡単に操作できます。 車までは自力で乗れたけど、車椅子を車庫に戻したい場合などに使えそうです。

その他、フル充電で16km走れるというのも満足です。

whill車椅子背面
 
そして現時点でもかなり評価されてます。

・アジアデザイン賞2018で特別賞を受賞
・CES 2018 Accessible Tech部門 Best of Innovation Award
・Engadget Best of CES 2017 Best Accessibility Tech
などなど

このまま車椅子界の「iphone」になって行くかな!?
この「Model CR」は弊社YOKKAICHI OFFICEで展示中です。 お立ち寄りの方は是非試乗してください^^

whill車椅子

 

 

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